Misha

クリスタルで奏でられる美しい音色の「Sharevari」とは?

Video by Laura Bushell

 

どこかで聞き覚えのある教会の鐘の音のような、金管楽器オーケストラのようでいて、けれど初めて聞くようななんともいえない不思議な音色。こちらはなんとスワロフスキーのクリスタルを使用し、作られた新しい「Sharevari(シャルバリ)」という楽器なんです!
サウンドアーティスト、デザイナー、エレクトロニックミュージシャンとしても活躍するYuri Suzuki氏によって作られました。
1970年に東京で生まれ、日本大学で学んだ後、明和電機に勤め、電子楽器のオタマトーンを開発。その後、ロン・アラドの指導のもとロイヤル・カレッジ・オブ・アートでプロダクトデザインを学ぶためにロンドンに移住。この間、Suzuki氏はヤマハとも一緒にお仕事をされています。

その後2013年にロイヤル・カレッジ・オブ・アートでの指導を始め、ディズニーのリサーチコンサルタントにもなりました。同じ年に、R&D、サウンドやデザインコンサルタントを行う”Yuri Suzuki Design Studio”を立ち上げ、グーグルやMoog、ウィル・アイ・アム、パナソニック、ディスニーなど多くの企業と共同制作を行ってきました。

2013年後半には、自分で作る楽器(=DIY楽器)、オールインワンの楽器開発キットとして「OTOTO(シンセサイザーとサンプラーを内蔵)」を発表しました。Mark McKeagueらによるクリエイティブ&インベンション カンパニー “DENTAKU“として開発したとてもユニークなDIYシンセサイザーボード。電子工学の知識がなくても自分なりの音楽を奏でる事ができるというから驚いた!

そして2014年には、ニューヨーク近代美術館に「OTOTO」を含めたコレクションが収蔵されました。デザイン、テクノロジー、サウンドの境界を広げようとロンドンを拠点に世界で活躍されています。


Photo by Mark Cocksedge

そして彼の新たなアートピース、スワロフスキーのデザイナーズ・オブ・ザ フューチャー展の一環としてDesign Miami / Baselのショーのために制作された楽器「Sharevari(シャルバリ)」。スワロフスキークリスタルで作られたこの楽器の半円はオーケストラのように演奏することができ、演奏者の手の動きに合わせて動くそう。

クリスタルが楽器にもなる事ができる。世界はまだまだ広く、可能性は無限大と改めて関心させてくれた「Sharevari(シャルバリ)」。Yuri Suzuki氏の制作する楽器やアートピースには、ユニークで素敵なものがたくさんあるので、是非ホームページも覗いて見てください!

Yuri Suzuki ホームページ